Story

今治は、私の元気の源

2022.01.17.UP

ものまねタレント
みかんさん

アイアイ今治スマイルマーケットPR大使の活動のため、今治に帰省中のみかんさんにお話を伺いました。取材場所に選んだのは、みかんさんの出身地である今治市菊間町、瓦のふるさと公園内にある「かわら館」。伝統工芸品・菊間瓦の歴史や作品を見学できる資料館です。到着早々、かわら館の館長に駆け寄り、地元トークで盛り上がるみかんさんの楽しそうな姿が。瓦のふるさと公園は、帰省のたびに立ち寄るお散歩コースとのこと、職員さんともすっかり仲良しのようです。

みんなが親戚みたいなもの

愛媛県今治市菊間町がみかんさんの生まれ故郷。この地で21歳まで過ごされました。町内に1軒しかない珍しい苗字だったことや家業が食堂を営んでいたことから、名前を聞けば「あ、あそこの家の子やね!」と誰もが知る存在だったそうです。「良いことも悪いことも全てつつぬけ(笑)」という、田舎ならではの濃密な人間関係の中で幼少期を過ごしたみかんさん。「ご近所さんはみんな知り合い、親戚みたいなもん。めちゃくちゃアットホームな環境で育ちましたね。」と当時を振り返ります。

子どもの頃から人を笑わせるのが大好きだったそうで「人を笑わせたい、楽しませたい、喜ばせたい、の原点は、ここ今治で育まれたと思ってます。」(みかんさん)きっと子どもの頃から地元でも人気者だったのでしょう。「今治の人は、人と人との距離が近い。そういう市民性なのかな。フレンドリーを通り越して、みんなガンガンくるし、人をもてなしたいっていう気持ちが強いんやと思います。」(みかんさん)今でも今治市内を歩いていると、「みかんちゃん、帰ってきとん?」「元気にしとるんで?」と、まるで親戚の子を気にかけるように地元の人たちから声がかかります。それが何よりも嬉しいと言います。

故郷に錦を飾りたい

高校卒業後のみかんさんは、焼き鳥店やベーカリーなどでいくつものアルバイトを掛け持ちしながら、菊間町の実家で暮らしていました。転機が訪れたのは、21歳の時。旅行先の福岡で出会ったものまね芸人の方に、「本気でやるんだったら東京へ行くべき」と上京をすすめられたことがきっかけで、今治から単身上京を決意します。
しかし、当時、家族からは猛反対をされたそうです。「当時はめちゃくちゃ反対されましたよ。ケチなばあちゃん(笑)まで、お金あげるけん、車買うてあげるけんとか言い出して、家族みんなが無理やり東京行きを止めようとして…もう大変で。」その反対を押し切り上京したみかんさんは、ものまねタレントとしてデビューし、東京で活動を始めます。

厳しい芸能界での仕事、最初から上手くいったわけではなかったそうですが、「それでも何とか踏ん張って、1年経ち3年経ち、5年経ち…。上京して今年で16年。ものまねの仕事はすごく楽しいし、自分には向いてたんやと思います。ものまねが人生で一番長く続いた仕事ですもん。」(みかんさん) 苦労した時代も乗り越えられたのは、故郷に錦を飾りたい!という強い思いだったそうです。当時のことを思い出すと今でもちょっとウルっときてしまう、とおっしゃっていました。上京を反対した家族に自分が活躍する姿を見せて安心させたい、応援してくれたたくさんの人に恩返しをしたい、という気持ちがみかんさんが東京で頑張れた原動力だったのです。

帰る場所があるから頑張れる

今ではものまねのレパートリーは100以上、実力派ものまねタレントとして大活躍しているみかんさん、仕事と生活の拠点は東京に置いているものの、頻繁に愛媛に帰省をされています。「とにかく、地元が大好きなんです!東京で頑張って仕事して、ちょっと疲れたな、エネルギーが切れそう…と思ったら、今治に帰ってきてます。」今治市内でみかんさん目撃情報が多いのもそのせいなんですね。「頑張ろうって思える原動力は今治にあります。しんどかったら帰っておいで、と言ってくれる人がいることもありがたいし、それがあるからこそ東京で頑張れる。帰ってきていいんだって思える場所があることが私にとって心の拠り所になってます。今治はパワーチャージする場所。ここでちょっとゆっくりして、充電したらパワーアップしてまた東京に戻ってもうひと頑張りできるんです。」(みかんさん)
そんなみかんさんに、最近では愛媛県内の企業や地元今治に関わる仕事が多く舞い込むようになりました。アイアイ今治スマイルマーケットPR大使の仕事もそのひとつ。「すごく嬉しいし、ありがたいです。愛媛での仕事は何よりも優先したいと思ってます!」とのこと。嬉しいですね、ありがとうございます。

みんなの力で今治を盛り上げよう

アイアイ今治キャンペーンの取り組みについても以前から注目をされていたそうです。「素晴らしい取り組みだと思います。みんなで力を合わせてつくり上げるというのが良いですよね。個々の力は小さくても それが掛け合わされることで化学反応が起きる。それは、ものまねも一緒なんですよ。一人の力は小さくても、10人集まればもっと面白くなる。もちろん自分一人が注目されたり売れたりする方が良いっていう考え方もあるかもしれないけど、観てる人の立場なら、色んなタレントが集まって色んなことをやってるのを観る方が絶対面白いでしょう?自分のことだけじゃなくて、お客さんのことを一番に考えないとね。」(みかんさん)

みかんさんは、県外在住の今治出身者としての客観的な視点の大切さについても語ってくれました。「地元の人が楽しむっていうのは大事やと思うんですけど、地元の人だけが楽しいのではダメ。もっと県外の人に今治の良さを知ってもらわなければ、って思います。」今治を離れたからこそ見えた今治の良さがたくさんあるそうです。「今治の魅力に触れてもらう機会をもっともっと作りたいし、私も積極的にPRしていきたいです。全国的にはまだ“イマバリ”って漢字が正しく読まれないこともあって残念。今治の知名度をもっともっと上げたいですね。」
みかんさんの語る言葉一つ一つに、たくさんの今治愛が詰まっていました。その明るい元気なパワーで私たちと一緒に今治を盛り上げていってくださいね。またいつでも今治に帰ってきてーね!みんな待ちよるけんね!

菊間瓦の歴史や作品を見学できるかわら館。


I'm into I'm into

ものまねタレント
みかんさん

I'm into cacao

「ものまね」と書くのかな?という取材スタッフの予想はハズれ、みかんさんが書いてくださったのは「I'm into 書道」。子どもの頃から書道を習っていたみかんさん。みかんさんが達筆であることはファンの間では周知の事実。もう一度書道をしっかり学びたいと、最近オンラインでの講習を受けているそうです。「師範代の資格を取っていつか小学生に習字を教えられたらいいな、と思っているんです」と、ちょっぴり真面目な顔でもうひとつの夢を話してくれました。みかんさんが教える書道教室、めちゃくちゃ楽しそうです。
「I'm into 書道」みかんさんは書道に夢中です。

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